具合が「戻る」事と「残っている」事の違い
人によって、物の見方はかなりの違いがあるかと思います。
青信号を「青」と捉えるのか、「緑」と捉えるのか、空の色を「水色」と捉えるのか「青」と捉えるのか、
ニュアンスによって違いますが、治療の最中でもニュアンスの違いが現れたりします。
具合が戻る事と残っている事の差は私にとっては大きな事ですが、患者さんにしたら結局は改善していないので同じだと思われるかもしれません。
多少の戻りはあるかもしれませんが、どのように身体に影響を与えているのか、そうではないのか、
残っているところはどれなのか、それが影響をどのように与えているのかを鍼や手から、感覚から通して感じるように心がけています。